1分コンサル白くま通信：一人で決定できる自分を目指しましょう。

こんにちは。
株式会社ポーラベアの経営コンサルタントの畠山和也(白くま)です。
1分コンサル白くま通信のカテゴリーでは、経営のテーマを1分ほどで読めるようにまとめております。

私、経営の事例をコンサルタントとしてみてきまして、自分自身も経営を13年続いて気づいたことがあります。
それは、共同経営をするとなかなか上手くいかないということです。

創業期などに特に起こることなのですが、役職こそ違えど、お友達同士が会社を作り全員が社長のような気持ちの組織を見てきました。
ただ、１つも上手くいった事例を見ておりません。

何故かと言いますと、意思決定の歪みが起きるからです。
社長さまが本当は、Aの方向に向けたいとした際に、お友達は、Bが良いとした際に遠慮をしてしまい、Bになってしまうことを10回も繰り返すと、創業理念と違う会社になってしまいます。

会社の代表になる際は、群れから離れて、修羅の道に進めるかどうかというところは大切なところです。

もちろん、日常では、お友達と仲良しでいれば大丈夫です。

【お友達同士で会社を作ってしまった際の処方箋】
起業をお友達同士でした際は、上手くいかないことが多いので、線引きをきちんとできる場合のみ成立すると考えましょう。
法人としての代表としての自分と、個人としての自分を分けて考えましょう。

【起業前の方向けの処方箋】
出来る限り、一人で意思決定をしましょう。助言は助言と受け止め、あくまで最終決定は自分で決めましょう。
そのためには、群れから離れ、一人で決定できる自分を目指しましょう。

小さなことからはじめても大丈夫です。
1：自分だけでお寿司屋さんにいく
2：自分だけで映画をみる
3：自分だけでレストランに入る
4：何か(今いる会社の付き合いでの飲み会)を断ってみる経験
なども重要だと思います。

何かを一人でできる意思決定の積み重ねは、将来の会社経営・財務会計の意思決定に大きな力を及ぼすことでしょう。
このあたりまで、出来るようになりましたら、助言としての経営コンサルタントに相談もすることが出来るようになります、

いかがでしたでしょうか？
次回の1分コンサル白くま通信をお楽しみになさってくださいね。